数直線を描けるようになったあとは「数の感覚」!

「9から3を引くと、答えは9よりも小さくなる」

大人にとっては当たり前ですが、低年齢の子どものなかには、この感覚がない子どももいます。
そこで、「遊んで」数の感覚を身につけさせましょう!
ここでは数直線で遊んで数の感覚を身につけさせる方法を紹介します。

ちなみに、たし算とひき算の計算問題を繰り返し解いていれば、そのうち、数の感覚が身につきます。数の感覚がないからといって心配する必要はまったくありませんので、ご安心ください。

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まずは、子どもに紙に数直線を描かせて、理解しているかどうか確認しよう!

紙と定規を出してください。
そして、子どもに「紙に数直線を描いて」と言ってください。

数直線が理解できていれば、何かしらの線を描くと思います。
それが数直線になっているかどうかを確認しましょう。
もし、数直線がうまく描けていない場合は、前のページに戻って復習してください。

子どもが数直線を理解しているかどうか確認できれば、あなた(親)が、つぎの手順通りに数直線を描きましょう。

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数直線を描こう!

紙と定規を用意してください。
※数直線はボールペンで描いてください。

1.紙に横線を一本ひいてください。



3.定規の目盛りをよく見てください。つぎのようになっていると思います。



このような目盛りを、上記1の線のうえに書きこんでください。
具体的には、つぎのようにします。



これで数直線は完成です。

ゲームのルールを紙に書き出そう!

ルールを紙に書いておきましょう。たし算やひき算につながるので、できれば子どもにルールを覚えさせてください(必須ではありません)。

【ルール1】すうじ の まえには「+」や「−」をつける
【ルール2】「+」は「みぎに」、「−」は「ひだりに」という いみ
【ルール3】かず のぶんだけコマを すすめる

それぞれのルールの詳細です。
子どもに説明してあげてください。

まずは、ルール1からです。
たとえば「2」の場合、2の前に「+」をつけて「+2」とするか、「−」をつけて「−2」とします。

つぎに、ルール2とルール3です。
たとえば「+2」は、つぎのようになります。



よって「+2」は「右に2だけ進む」という意味になります。

たとえば「−3」は、つぎのようになります。



よって「−3」は「左に3だけ進む」という意味になります。
ここまでは大丈夫でしょうか。
つぎのルールです。

【ルール4】スタートは「0」
【ルール5】コマの すすめかたは「+5」「−3」のようにつなげて書く
【ルール6】ゴールを書く。これが答え

それぞれのルールの詳細です。
子どもに説明してあげてください。

まずは、ルール4です。
これから数直線を使ってゲームをします。スタート地点は「0」です。最初はここにコマがあります。



つぎにルール5です。
たとえば「+5」「−3」と指示されれば、つぎのようにコマを進めます。

1.「+5」は「右に5だけ進む」なので、つぎのようになります。



2.「−3」は「左に3だけ進む」なので、つぎのようになります。



3.ゴールの地点は「2」のです。よって「+5」「−3」の答えは「2」となります。

子どもと一緒にゲームをして遊ぼう!

ルールがわかれば、子どもと一緒にゲームをして遊びましょう!
あなた(親)が書いた数直線の紙を子どもに渡してください。
そして、つぎの問を解かせてみてください。

(問)「+2」「+3」「−4」

数直線で表すと、つぎのようになります。



よって、答えは1です。

(問)「+7」「−3」「−2」

数直線で表すと、つぎのようになります。



よって、答えは2です。

ゲームの遊びかたをわかっていただけたでしょうか。
数字を変えて、繰り返し、解かせていきましょう!
いろいろな数字でゲームをすることが大切です。さまざまな問題をつくって、子どもに解かせましょう。
ただ、問題をつくる際、マイナスにならないように気をつけましょう。


ゲームとは「たし算」「ひき算」のこと

先ほどの問の「+2」「+3」「−4」の「」をとると、「+2+3−4」ですね。
算数も数学も、最初の+は省略するので「2+3−4」です。

たし算とひき算ですね。
ゲームとは、たし算とひき算の計算のことだったのですね。

「わざわざ、ゲームなんてしなくても、たし算、ひき算くらいできるよ」という声が聞こえてきそうですが、前述したように、ちいさな子どもは「9−3」を計算させているのに、12などと平気でいうことがあります。
数の感覚を身につけるために、このゲームは大切です。
また、数直線がわかると中学生で学習する「正負の数」が、かんたんに感じますし、子どもによっては、ゲームを繰り返すことで、いまの時点でも「マイナス」を理解できてしまいます
ゲームで遊びましょう!

<一言>
年齢にかかわらず、マイナスの概念を理解できそうなら、教えてしまってもいいとは思いますが、無理してはいけません。子どもが混乱する原因になりますから。

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