「分→時間」の交換ゲームをしよう!

まずは紙に、たくさん「( ):( )」と書いてください。

つぎに数字カードを用意します。
数字カードが手元にない場合は、数字カードのつくりかたをご覧になってください。ほぼ無料、数分でつくれます。
なお、利用するのは【1】のカード60枚です。
あとは色紙で【1】のカードを数枚つくってください(【1】のカードに色をつけるだけでも構いません)。ここでは、色紙でつくったカードを「色付きカード」と呼びます。




準備ができれば、子どもの手前に【1】のカードを58枚置いてください。そして、「いま【1】のカードが58枚あるから、( ):(58)と書いて」といって紙に数字を書かせてください。
※ついでに、( ):( )の右の( )には【1】のカードの枚数を書くと教えてください。



つぎに、【1】のカードを1枚追加して( ):( )に数字を書きこませてください。
59枚あるので「( ):(59)」ですね。

さらに【1】のカード1枚追加して( ):( )に数字を書きこませてください。
60枚あるので「( ):(60)」ですね。

ここで【1】のカード60枚は、色付きの【1】のカード1枚と交換できるといって、交換させてください。
そして、色付きのカードは( ):( )の左の( )に数字を書くと教えてください。



つまり、以下ですね。

■【1】のカード60枚のとき
( ):(60)

■【1】のカード60枚と色付きカード1枚を交換したとき(0を書かせてください)
(1):(0)

もうお気づきですね。
【1】のカードは「分」、色付きのカードは「時間」です。
60分を1時間にしました。

さて、いま、子どもの手元に色付きのカードが1枚あります。
子どもの手元に、【1】のカードを58枚追加して「58枚、カードを置いた」と伝えてください。
そして、紙の( ):( )に数字を書きこませてください。

(1):(58)ですね。
さらに、子どもの手元に【1】のカード1枚を置いてください。
そして、( ):( )の数字がどうなるか書かせてください。

(1):(59)ですね。
さらに、子どもの手元に【1】のカード1枚を置いてください。
そして、( ):( )の数字がどうなるか書かせてください。

(1):(60)ですね。
ここで、色付きのカード1枚と交換させてください。
【1】のカード60枚と色付きのカード1枚を交換できます。
あとは( ):( )に数字を書かせてください。

(2):(0)ですね。
※0を書かせてください。

【目標】
・【1】のカード60枚と、色付きのカード1枚が交換できるとわかる
・( ):(59)のつぎは、(1):(0)とわかる
・(1):(59)のつぎは、(2):(0)とわかる

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【概念】「分」を正しい形になおす練習をさせよう!

紙に「( ):(36)」と書いてください。
そして、「【1】のカードは何枚ある?」と聞いてください。

「36枚」と答えると思います。
つぎに「(1):(24)」と書いてください。
そして、「色付きのカードと、【1】のカードは何枚ある?」と聞いてください。

「色付きのカード1枚と、【1】のカード24枚」と答えると思います。

ここからが本番です。
紙に「( ):60」と書いてください。
そして、「【1】のカードが60枚あるってことだよね。でも、【1】のカードが60枚になると色付きのカードと交換するんだったよね。だから60だとおかしいよね。どうすればいいと思う?」と聞いてください。

交換のことがわかっていれば(1):(0)にすると思います。

つぎは紙に「( ):(65)」と書いてください。
そして、「【1】のカードが65枚あるってことだよね。【1】のカードは60枚になると交換するから65だとおかしいよね。どうすればいいと思う?」と聞いてください。

答えられなければ「65枚のうち、60枚は色付きのカード1枚と交換できるよね。残りの5枚はそのまま」と教えてください。
そして「(1):(5)」と書けるとも教えてください。

そのあとは演習問題をさせましょう。

つぎのものを正しくしてください。

(1)( ):(75)
(2)(1):(65)
(3)(2):(72)
(4)(1):(80)
(5)(2):(93)

答えは以下ですね。

(1)(1):(15)
(2)(2):(5)
(3)(3):(12)
(4)(2):(20)
(5)(3):(33)

【目標】たとえば70分を1時間10分のように変換できる

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「時間→分」の交換ゲームをしよう!

まずは紙に、いくつか「( ):( )」と書いてください。
そして、子どもの手前に色付きのカードを1枚置いて、「これを( ):( )で書くとどうなる?」と聞いてください。
今までのことがわかっていれば「(1):(0)」と答えると思います。

つぎに「いま、色付きのカード1枚あるよね。これを【1】のカードと交換したら、どうなるんだった?」と聞いてください。

子どもは「60枚と交換できる」と答えると思います。
「そうそう。色付きのカード1枚は、【1】のカード60枚と交換できたよね。じゃあ、それを( ):( )に書くとどうなる?」と言ってください

「( ):(60)になる」と答えると思います。
先ほどの逆なだけですね。

これを数字を変えて、演習させましょう!

【1】のカード2枚、子どもの手前に置いてください。
そして、まずは( ):( )に数字を書きこませてください。

(2):(0)ですね。
つぎに「もし色付きのカード2枚を、【1】のカードと交換したらどうなるんだった?」と聞いてください。

わからなさそうなら、つぎの図を描いてください(大ざっぱな図で構いません)。



そして「色付きのカードはそれぞれ【1】のカード60枚と交換できるよね。だから、60+60=120になるんだ」と教えてください。

それができれば「これを( ):( )で書くと、どうなる?」と聞いてください。

( ):(120)ですね。

これが終われば演習問題を解かせましょう。

<演習問題>「ここ」に数字を書きこませてください。

(1)(1):(0)は、( ):(ここ)
(2)(2):(0)は、( ):(ここ)
(3)(3):(0)は、( ):(ここ)

(1)60、(2)120、(3)180ですね。

【目標】
・【1】のカード60枚と、色付きのカード1枚が交換できるとわかる
・( ):(59)のつぎは、(1):(0)とわかる
・(1):(59)のつぎは、(2):(0)とわかる

時刻の計算をしよう!

ここまでできれば時間の計算をさせましょう。

まずは、つぎのことを教えましょう。

・(時間):(分)で書く
※当サイトのオリジナルの書きかたです。一般的なものではありません。



・1分、2分、3分…と時間が増えていって60分になれば1時間増える



さっきの【1】のカードと色付きのカードの交換と同じだね」と言ってあげるといいでしょう。

ここからが本番です

(問)70分を、時間と分になおしましょう。

70分は( ):(70)ですよね。
先ほどの交換をしっかりとさせていれば、子どもは「70分のうち、60分は1時間にできる。10分が残るから、(1):(10)になる」とわかると思います。
答えは「1時間10分」です。

(問)1時間15分を、分になおしましょう。

1時間15分は(1):(15)ですよね。
子どもは「1時間は60分。15+60=75なので、( ):(75)になる」とわかると思います。
答えは75分です。

【目標】
・時間と分の変換ができるようになる

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